第66回東海島根県人会総会・懇親会

115日(土)17時から金山の“ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋”で第66回東海島根県人会総会・懇親会が約140名の来賓、会員参加の下に開催されました。

 3年ぶりとなる総会・懇親会には会員をはじめ来賓として島根県から丸山知事、愛知県から佐々木副知事、そして島根県の自治体や支援いただいている企業、団体から多く方々をお迎えし、久々の再会を喜び賑やかに行われました。

総会は司会の中村瑞子事務局次長の「ばんじまして・・・」の挨拶を皮切りに、女声コーラス “コールピオニー” による「薄紫の山脈」の美しい歌声に始まり、桂会長の挨拶、来賓の祝辞へと続きました。桂会長は「コロナ禍で2年続けて開催中止を余儀なくされ、このまま在任中の開催が出来ないのではないかという心配をしたが、本日こうして開催できて本当に良かった」 という喜びとともに出席された皆様に感謝の気持ちを伝えられ、これからも東海島根県人会の役割をしっかり果たしていきたいと決意を述べられました。

来賓の祝辞では丸山知事と佐々木副知事から県人会の活動に対して敬意と謝意、そしてそれぞれの県の状況や今後についてお話をされ、県政のトップの生の声に皆さんは熱心に耳を傾けていました。

このあと、丸山知事から県外在住者として県政の推進に貢献された方に授与される感謝状が、副会長の原誠治さんと前理事の赤松光昭さんに贈られ功績をたたえられました。

総会の最後はこの1年の間に加入された会員の報告があり、壇上で紹介された新会員に暖かい拍手が送られて一部の総会が終了しました。

続いて第二部のお楽しみの懇親会は総会と同様にコールピオニーの合唱から始まりました。この2年思うように練習できませんでしたが、総会・懇親会での出演に供えて週1回の練習をしてこられましたという、司会者からの紹介とともに壇上に登場。  「サウンド オブ ミュージック」 、「君をのせて」(宮崎駿 作詞 立石譲 作曲) の2曲を見事に歌い上げ、その美しいハーモニーに皆さんは魅了された様子でした。

そして特別顧問でホシザキ株式会社の坂本会長による「わたしは名古屋市の出身ですが、雲南市と深い縁があるので、島根県民と思っています」というご挨拶とそれに続く乾杯の発声で宴会が始まりました。この総会懇親会には島根県の自治体から多くの来賓が出席されていますが代表して雲南市の石飛市長、隠岐の島町の池田町長から祝辞とともにそれぞれの市町のトピックスをユーモアを交えてご紹介いたき、ふるさと島根の元気な様子を窺い知ることが出来ました。

続いて宴を盛り上げたのが、アトラクションです。先ずは安来節保存会とどじょっ子クラブによる安来節とどじょう掬い踊りです。歌と踊りを楽しんだ後は、恒例の「みんなでおどろうどうじょうすくいおどり」。来賓の皆さんもステージに上がって手ぬぐいをかぶり、輪になって踊って拍手喝采を浴びていました。

続くステージは浜田市出身の歌手、山崎ていじさんの歌謡ショーです。会場に響き渡る、力強い歌声に引き込まれ、ステージの前では手作りの応援うちわやペンライトを持った皆さんがとりまき盛んに声援を送りました。よく見ると丸山知事も楽しそうにうちわを振っておられました。ラストは新曲の「伊勢街道まつり唄」の歌声が会場に響きわたり「ワッショイ、ワッショイ」のかけ声で幕となりました。いずれのステージも会場の皆さんと一体となったとても楽しいものになりました。

楽しいひとときの瞬く間に過ぎ、アトラクションの最後はお楽しみ抽選会です。あらかじめ引いていただいたくじの番号と引き換えに賞品を受取り、手にした島根の特産品に笑顔をみせていました。

フィナーレはコールピオニーの皆さんのリードによる「ふるさと」を参加者全員で合唱。そして、原副会長の中締めと来年の開催を期した力強い一本締めで懇親会を締めくくりました。

参加された皆さんは、お土産や抽選会の賞品を手にして「また、元気で会いましょう」と挨拶を交わしながら笑顔で会場を後にされました。

コロナの感染が再拡大する中で不安を抱えながらの開催でしたが、参加された皆様はじめ、関係者の皆様のご理解とご協力で無事終えることができました。誠にありがとうございました。

そして何より皆さんが再会を喜び笑顔で会話を交わされている様子を会場のあちこちで拝見し、開催して本当に良かったと心から思った次第です。

あらためて皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

                                             (事務局 湯淺 勉)