しまねっこ、どじょうをすくった、心をすくった

今年で20回目となる「ふるさと全国県人会まつり」が3年ぶりに93日(土) 4日(日)の2日間、会場を名古屋城二之丸広場に移して盛大に開催されました。台風11号の影響による悪天候や会場が変更になったことにより、来場者が減ることが心配されましたが、幸い天気も持ち直し両日とも大勢の来場者で賑わいました。島根のブースでは特産品の販売、ステージでは郷土芸能の安来節とどじょう掬い踊りを披露しふるさと島根を大いにアピールしましたがその中でも特に目を引いた二つの出来事を紹介します。

ひとつは、隠岐の島町の皆様によるサザエやバイ貝、岩ガキの壺焼きや蒸し焼きのです。島根のブースでは欠かせない実演販売には、食をそそる磯の香りに誘われて昼時には長蛇の列ができるほどで隠岐の味を堪能してもらいました。

そしてもうひとつは安来節保存会による安来節とどじょう掬い踊りです。名古屋城を背景に青空高く響く安来節の歌声とユーモラスな動きでおもわず笑いを誘うどじょう掬い踊りや、賑やかな銭太鼓が続きフィナーレと思いきやここで登場したのはしまねっこ。どうやらどじょう掬い踊りをやりたいと身振り手振りでアピール。

「それでは」と安来節保存会東海支部長、中村瑞子さんの安来節と手拍子にあわせて踊り出したしまねっこ。客席からは「かわいい」の声がかかりましたが、踊りが進むにつれて「上手、すごい」「手つきが本格的」といった、驚きと称賛の声に変わり会場は拍手と笑顔、歓声に包まれました。 

 久々の県人会まつりとあって不安いっぱいのスタートでしたが、このようにふるさと島根をこよなく愛する皆様に支えられ、無事終えることが出来ました。会場へお越しいただいた皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。

                                              東海島根県人会 事務局長 湯淺 勉

《追伸》しまねっこのどじょうすくい踊りの動画の載せました。少しでも癒やしになれば幸いです。 

https://twitter.まねどじょうをすくう

 

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