毎年10月（神無月）に全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行う（出雲では「神在月」=かみありづき」という）言い伝えをテーマに、神話のふるさと・出雲を目指して駆けるひとりの少女の成長を描いたアニメーション映画「神在月のこども」が10月8日(金)から全国で公開されています。今週末の上映スケジュールを添付しますので是非、ご覧ください。
東京から出雲への旅を通じて大好きだった母の死と向き合い、止まっていた時間を再び動かすかのごとく勇気を振り絞る主人公カンナの姿が感動的に描かれています。カンナの声を務めるのは、昨年公開された『朝が来る』で数々の賞を受賞、NHKで放送中の朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」で主人公の妹役を好演している蒔田彩珠。ほか坂本真綾、入野自由ら人気実力派声優が脇を固めています。出雲の美しい景色の描写もさることながら、カンナが道中で出会う神様たちの造形のひとつひとつも楽しくご覧いただます。